2006年5月18日 (木)

21世紀はこんなことだったのか

Dow1 21世紀になって大分たった。9/11やらイラク侵攻やら色々あったがそろそろ落ち着いてきたか、と思っていても原油が急騰したりまだまだ心休まるところがない。

このところ米国の株価が下がり始めている。米国の経済は、誰が見ても堅調・好調だった、しかしここへきて、もうこの好調は終わりに近づいているのではないか、という恐れが米国を覆い始めているように見える。
バブルとしか思えない不動産の上昇、失業率の極度の低下、日本のゼロ金利が根元にある低い長期金利、インフレの巧みな抑制、これらの好調な組み合わせは、誰もがそんなに長続きしそうにないと思い始めていた。
ここへ、G7から端を発したドル安で不穏な感じが出てきて、日本の金利が上がりそうで低金利で不動産に投資するうまみがなくなりそうになってきた、住宅好況が沈静化してきた、更に原油以外の物価の上昇が疑いようもなくなった、というところで株はここらが売り時とばかりに売られて急に下がり始めた。世界に米国の株安が伝搬して本当に経済が後退しそうな雰囲気が出てきた、というのが昨日今日の情勢のようだ。

在庫がだぶついているのに上昇している原油価格も奇妙だが、巨大な貿易赤字でもドル高が維持されていたのも奇妙だった。そろそろ調整の時期なんだろう。
それにしても、原油高で巨額のオイルマネーが中東に集まりそれがファンドに巡ってきて投機的資金がぐるぐる回る、こんないやな循環は終わりにして欲しい。でも相当な衝撃がないと簡単には終わるまい、考えているのも嫌になる。

以前はあこがれを持って語っていた21世紀はこんなことだったのか、と思いつつも、なんとかサイボーグになってでもこの先22世紀まで生き延びて、どうなりゆくか見てみたい、と思ってしまう自分を楽しむ今日この頃。

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