2006年7月19日 (水)

人知の無力

850hp1_1  このところの日本の周りの気象を眺めていると色々不思議なことを感じる。一番不思議なのは北樺太の対岸のロシア沿海州北部の1500m(850hp)上空気温が高いことである。18度くらいになっていて、日本の四国あたりの上空気温と同じくらい、すぐ東側の樺太の東では10度くらいと相応なのにこのあたりだけここしばらく高い状態が続いている。理由を考えても解らない。下降気流が吹き付けているのかもしれない。500hp等高線にまで影響がはっきりと読める。何が鶏で何が玉子か解らないがとにかく気圧配置はずーと膠着状態で日本付近は西谷場になってうんざりする天気が続いている。

梅雨明けは25日頃になりそうだ。

人間がうんざりしてみてもはじまらない。気象を眺めているとあまりの人知の無力を感じるばかりだ。

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2006年6月 7日 (水)

悪魔がやってくる

163 この間もそんな場面に遭遇したのだけれども、地球温暖化の議論は極論に走りやすく、聞いていて嫌になることが多い。多分、いわれている温暖化の説明が今までの地球の気候変動を必ずしも説明できないように思われ怪しいのではないか、という反面、人為的CO2の急上昇は明らかな事実でありこのまま放置しては必ず何かが起こるという苛立ちが他方にあり、そんなことになるのだろう。

要するに不完全な理論で政治が走っており、議論好きには格好の題材を提供する。
よく解らない異常気象の原因に祭り上げられたり、魔女狩り的雰囲気さえ出てくる。

少し前に2000年問題というのがあってかなりの騒ぎになったが何も起こらなかった、どこか似ている、きっと現代のそこはかとない不安を何かで象徴させたい、という心理が、悪魔がやってくる、この世の終わりがやってくる、という話を信じやすくしているのだろう。社会現象ととらえたほうが正しそうだ。2000年問題の時もほんとにそんなパニックが起こるのか、とは思うものの、起きないとは誰も証明できない、起きそうだ、リスクがある、とは容易にいえる。2000年問題は時が答えを出して明快だが、温暖化はそうはいかない。いつまでもこの議論が続くに違いない。誰も何も起こらないとは証明できない。
22世紀までこんな議論をしているのだろうか。

これは適当につきあって行くしかあるまい。少々気が滅入る。

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2006年4月18日 (火)

太陽の光が青い

Photo_5 黄砂が朝から空を覆っている。淀んでいてどこかで見た空だと思ったら、3月末に九州で見た空だ。

黄砂の時には青い太陽が見られる、というので期待して、夕方5時頃に仰ぎ見たら、ちょっと青かった。建物の壁に差し込む太陽の光が青いのが確かに解る。驚くばかりだ。

だれもが気がつかずに気にもせずに帰り支度をして日常をすごしているのも驚くばかりだ。

空では太陽そのものより周りのもやっている黄砂が青くなっている。写真(添付)でうまく撮れてないがなんとなく感じは出ている。昨日の夕方は白い太陽だったので写してみたら、そのほうが感じが出ていた、(でもミスして消してしまった)。

夕焼けが赤いのは粒子が細かいレイリー散乱で青が強く散乱し赤が残る、黄砂で太陽が白くなるのはミー散乱であり、ミー散乱は粒子が光の波長よりやや大きくて光が一様に散乱するので白くなる、というのだが、青くなるのはこの中間か、赤が強く散乱されて青だけ残るのか、とにかくミー散乱に近いのだろう。注意していればそのうちちょうどうまい大きさの粒子が飛んできて本当に青い太陽が見れることができるかもしれない。

世の中気をつけてみていると面白いことが沢山ある。

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