2006年6月20日 (火)

知ることで世界が少しずつ変わる

_ 図書館で借りてきた“鳥と人間”という山階鳥類研究所編の本を読んでいる。常々疑問だったことが色々書いてあり、なかなか。

皇居の中に深い谷があり、ここにハシブトカラスをハンティングするようになったオオタカが棲みついている、という。ドバトだけでは食っていけず、ついにカラスに手を出した、ということで、カラスに追われるオオタカを見慣れていると、エッと思うが、ねらい定めて攻撃すればオオタカが勝つのは当然といえば当然。世のカラス対策にオオタカが登場する日がくるかもしれない。
鶴。出水にきているナベヅルは、実は世界中にいる12000羽くらいの大部分がやってきている、繁殖地はアムール川の支流のビギン川他だが、繁殖地が確認されたのは最近のことで、なぞに包まれていた、という。ナベヅルというと黒っぽくてぱっとしなくて、見に行きたいと思わせなかったが こんなことを知ると、何かの機会を見つけて見ておかねば、と思えてくる。

知ることで、世界が少しずつ変わる、世界とは自分が認識できるもの以外ではないのだから。学ばねばならないことが多い。

| | コメント (0)

2006年5月22日 (月)

コヨシキリ

Koys   コヨシキリを多分初めてしかと見た。いつの頃からか、ギョギョシのオオヨシキリは栃木・鬼怒川の夏の風物詩と思っていた。コヨシキリはどこかで聞いたような気がしていたが、自分で探してしかとは見ていなかった。自分で見つけて納得しながら見ると、少し心が安らかになる。オオヨシキリより控えめで好ましい。白い眉がくっきりしている。「koyosik.wma」をダウンロード

逆に、何でもそうだが、野鳥を見に行くと、時折、この鳥を知っているか、或いは、今の鳴き声は何か、と聞かれてエイといい加減な答えをしてしまう場面がある。知らない・解らない、と答えれば良いのにさも知っているように答えてしまって、知らない、と素直に言えなかった時は暫く後味が悪い。

知識が深まらないと、素直な、知らない・解らない、は出てこない と思う。

| | コメント (0)

2006年5月 5日 (金)

やっと念願の

Yamasm やっと念願のヤマセミに巡り会えた。映像も録音もとれなかったが、キョキョという声を発しながら白っぽい、やや青みがかった部分をみせて川の岸辺から木の裏側へ飛び去った。里山ということもできないような田園に接する川の崖よりの場所だ、深山とはとても呼べない場所だがここに営巣しているらしい。環境がヤマセミの食欲を支えることが出来、安全も保たれているということか。

とにかく子孫をつくり生き続けていることが貴重と思える。

| | コメント (0)

2006年4月27日 (木)

練習中の声はなにか人間的

Kmdr1_2   先週の土曜日の朝に五葉平付近で鳥の声を録りに行っていたら、どこかで聞いたようなピルルルと声がする。コマドリの節だが低くてヒンカラカラカラという輝きがない。割合と近いのだが姿が見えない。一応録ってみる、こういうときに限って録音始めるといい感じでは鳴いてくれない、でもメモ程度には録れる。翌日もいたらしく、五葉平にコマドリがいたよ、と次の日教えてもらった。やはりコマドリか。鳴き始めの季節は調子が出ないのだろうか、めずらしい。「komadr.wma」をダウンロード

録音した鳴き声をCDにおとしてクルマの中で流し浸るように聞いたりする時は、やはり、朗々と、あるいは華やかなさえずる声に限る、でも、練習中の声はなにか人間的で声をかけたくなる。華やかな時はもうすぐだよ、響けよ。

| | コメント (0)

2006年4月15日 (土)

尾翼がなんだか変で、白い

Inwsz 今日、日光光徳沼近くで、尾翼が白い大型の猛禽に出くわした、かなり近い。トビかと思って見ていたら尾翼がなんだか変で下面が白い、尾翼上面は端だけが白い、これはトビではない。急いで図鑑を引くと、イヌワシということになるが、まさか、と思ってしまう。映像を録る間もなく林の向こうに消えた。何だろう。やっぱりイヌワシ??

こんな時一人で見ていると見たことがない鳥には困ってしまう、映像が撮れなくて、まさか、と思う時には特にそうだ。絵に描いてみたが、かなり違う、うまく描けない。もっと精悍で動きがいい。

以前は鳥の知識が薄弱だったので、何とかしなくては、と思って野鳥の会や研究会に入って解る人と共に場数を踏むことに努めてきたがまだまだだ。

でも見たことのないことに出会うのは、何か流れゆく時間の流れに杭を打つような感じがして、はっとして、刺激的だ。

| | コメント (0)

2006年4月10日 (月)

また風が強い

0604091_1 また風が強い。春の低気圧が去った後を直ぐに高気圧が追っかけて、その境目でまたしても風が強い。今年はこのパターンが目に付くけれども、こんなことが特異な気象ともいえないものの、今まで無かったことのような気がして何だか気味が悪い。(左上の図は昨日午前9時の500hpa等高線)

風が強いときは、おやというような鳥が目の前に現れる。昨日の朝、宇都宮郊外の道を走っているKumtk1 とキジ雄が頭上を横切る。エッと思うが危ないのでそのまま走りすぎる。今市の大谷川縁まで来ると今度はオオタカが結構低く旋回している、昔風の強い日にグライダーでサーマル旋回しながら流されていく様に似ていて思いだしてしまう、やることは鳥も人間でも同じ様なものか。
この日の目的地、今市北方の山地を歩いていると、今度は目の前上方にクマタカが飛び出す。声も出ずに肉眼で追いながらとにかくビデオに入れる。添付がその映像。
風が強いと、録音は絶望的だが、地形による上昇風を利用しやすくなるためか、猛禽なんかはむしろ出現しやすいようだ、ガストを乗りこなし、いかにも力強さを誇示している。グライダーで飛んだとき感じていた風の強い日の緊張感も、鳥もやはり同じなのだろう、また思い出してしまう。

| | コメント (0)

2006年4月 5日 (水)

うぐいす

「ugis.wma」をダウンロード 昨日の夕方、やっと家の近くの竹藪にうぐいすがきて鳴き始めた。例年より半月くらい遅いが、そのぶん、はじめからちゃんと鳴いている。ここでの初鳴きになるのだが、練習してこられては面白くない。例年の、たどたどしい鳴き声が春の初めにはふさわしい。今朝も朝早くから鳴いていて、いかにも春、という感じ。

添付は自宅庭で4月4日夕方録音したもの。

| | コメント (0)

2006年3月16日 (木)

風景がやわらぐ

Kwrhw1 会社の昼休み、社内を散歩していたら、芝生にツグミがいた。毎年この時期に渡る途中で2-3日寄っていく。何だか人になれているのか相当近寄っても逃げていかない。安心している。歩いていくと頭の上からカワラヒワのビイーッビイーッという鳴き声もする。少し前の寒いときはキリキリとか細くさえずっていたのだが、暖かくなると、どうだ、といわんばかり力強く自己表示している。ジョウビタキなんかも出てきたりしてこの時期は殺風景な風景がやわらぐ。社内の野鳥もなかなか捨てたものではない。

以前は見えなかった風景が近頃は見えるようになって来たように思う。

(貼付の写真はカワラヒワだが別の場所で撮ったもの)

| | コメント (0)

2006年3月 6日 (月)

ハイイロチュウヒのオス

Hicyu ハイイロチュウヒのオスをやっと見ることができた。
買ったばかりのスコープで闇が迫りつつある渡良瀬遊水池の土手の上から視野一杯に捉える。きれいだ。特に上面の青みがかった灰色と黒い翼端。アスペクト比が思ったより大きい翼だ。スマートだ。緩やかにアシの上を飛翔していきなりヒラリとアシ原に頭から反転ダイブ。それっきり出てこない。ここがねぐらのようだ。
映像に撮る間もない。記憶の中に漂っている印象を絵に落としてみる、うまく残せないのが歯がゆい。

この日はこのシーンに出くわすためだけにここで時を過ごしてきたとも思えてくる。

| | コメント (4)

コクチョウ

Kokucy1 ウメの開きかけた蕾がみたくて偕楽園に出かけた。この時期偕楽園に行くには道が結構やっかいだった気がしていたが、思ったより早く 手前の千波湖のほとりの駐車場に首尾良くたどり着いた。湖沿いに歩いていくと、コブハクチョウと真っ黒なハクチョウが集まっている。コクチョウだ、コクチョウは初めて見た。アヒルのように人になついている。ここで飼われているらしいが 別に紐がついているわけでもなく、どこかへ飛んで逃げてしまってもおかしくないのだが、逃げていかない。でも50kmくらい離れたところまで飛んでいって戻ることもあるらしい。コブハクチョウも飼われていることは同じなんだけれども、なんだか違う。

コブハクチョウには何かが欠けている。渡りをしないぬるま湯のような生き方が伝わってくる。
コクチョウはそうでもない。ほんの少し行動的なところがそんな感じを伝えてくる元のような気がする。

偕楽園のウメは予想通り。固いつぼみがひとひらゆるみ、いい風情だ。

Ume1rin_2   

| | コメント (0)

より以前の記事一覧